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小谷貞広・一人百首

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    四万十の流れも校歌にうたわれて

       ここより見える今日卒業す


【写真】中村市後川橋(仮橋)<朝の通学> 37.12
        小谷貞広写真集「ゆく河の流れ」1980より


■歌のベース

 歌のベースは、四万十川の畔に住まいして、一世を生きてきた男の豊なこころと言ってもいいだろう。(沖ななも)


中村中学校校歌(北見志保子・作詞、平井康三郎・作曲)
 
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by odani100s | 2006-07-27 05:59 | 小谷貞広・一人百首

小谷貞広・一人百首

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    早く早くと急かされ行けば家のタマが

       隣りのクロにおかされている


【写真】ポンガシ屋さん<おぎおんさん前> 37.5
        小谷貞広写真集「ゆく河の流れ」1980より


■味とユーモア

 小谷さんの歌を一口で言え、というなら、そういうことになるのだろうか。ほのかな甘さがある。見尽くすとか、見極めるではなくて、「見守る」という視線がある。人に対しても、自然に対しても、じっと見守る。相手に入り込んでいって自分の主張を述べるようなことはしない。そういう位置に自分を置く。それがゆとりになって味やユーモアを生むことになるのだろう。(沖ななも)


    ホームレスの黒猫が今日もあらわれて

          わが家のタマを声あげて呼ぶ
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by odani100s | 2006-07-20 04:50 | 小谷貞広・一人百首

小谷貞広・一人百首

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    釣り上げし下りの鮎が舟板に

      はねて残りの卵をこぼす


【写真】鮎掛け(小畑) 38.11.16
    小谷貞広写真集「ゆく河の流れ」1980より


■愛すべき存在

 川に棲む鮎も、漁で暮らす人々も、同じ生き物として、愛すべき存在なのである。そして自分にとっても、さまざまなこころを写すものとして、四万十川は在る。(沖ななも)
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by odani100s | 2006-07-13 06:18 | 小谷貞広・一人百首

ふるさと(天神橋アーケード街)

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    わが町の夜のアーケード街 

     いっときを沖ななもと腕組て歩きぬ


【写真】中村ライオンズ認証式当日パレード(天神橋) 39.5.4
        小谷貞広写真集「ゆく河の流れ」1980より


■沖ななも

 四万十川短歌大会の選者として、中村市(現四万十市)を訪れた時のワンシーン。10年以上も前の話で、沖ななも氏が、まだ40歳台の若かりし頃のこと・・・。

 小谷さんと、そんな縁の、歌人・沖ななも氏。ブログ:四万十川の文化人「小谷貞広」のカテゴリーのひとつに『小谷貞広・一人百首』を加えて、さらに、沖ななも氏をはじめ、色々な方の「小谷貞広の歌心」を添えさせていただきます。

 『小谷貞広・一人百首』は7月13日(木曜日)からスタートします。


◆沖ななも氏の【四万十川百人一首

沖ななも氏の『樹木巡礼』
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by odani100s | 2006-07-06 06:20 | ふるさと