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小谷貞広・一人百首

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  心電図も胸の写真も撮りおえて

   「こたござせん」と老医は言いぬ

    こたござせん=かくべつのことなし


【写真】ミュージックサイレン落成式
       ・中村ロータリークラブ<為松公園> 40.11.13

         小谷貞広写真集「ゆく河の流れ」1980より


■方言を採り入れた歌

 老医師の方言が、いかにも土地に親しんだ姿を彷彿とさせる。歌の意味は、大事なくてよかった、というだけのことだが、長年、人間の生死に立ち会ってきた老医師の人間性を、人間の味を、あますことなく表現している。(沖ななも)
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by odani100s | 2006-09-28 05:59 | 小谷貞広・一人百首

小谷貞広・一人百首

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    浜木綿に黒き揚羽の来てとまり

       花より広き羽をひろげる


【写真】櫛<坂本いせさん>中村市天神橋 35.4
     小谷貞広写真集「ゆく河の流れ」1980より


■素材の味わい

 小谷さんは歌を楽しんでいる。余裕をもって対象に向かっている。だから、素材の味を引き出すのに成功しているのだ。結局は素材の持っている味わいをどのように料理するかだが、まず、素材の捉え方がうまいのだ。それも、常に人間味のある捉え方なのだ。(沖ななも)
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by odani100s | 2006-09-21 06:07 | 小谷貞広・一人百首

ふるさと(なかむら踊り)

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    祭髪とかれ化粧もおとされて

       隣の家の娘となりぬ


【写真】盆踊競演大会
     小谷貞広写真集「ゆく河の流れ」1980より


■中村ぞめき

 中村よいとこ
 一條公(イチジョコ)さまが
 今に残せし小京都
 中村美人が待っちょる
 待っちょる美人がハイカラさん

(「ぞめき」とは「どんちゃんさわぎ」という意味で、この踊りは、宴席の最初と最後に踊るのが通例だったそうです。現在「なかむら踊り」で踊られることはありませんが、地区のお祭りでは、今でもこの「中村ぞめき」を踊っているところがあるようです。

 山藤花氏の住まいする「百笑」は、「どめき」と言います。(中村ぞめきとは、何の関係もないけれど・・・。)百の笑い、すなわち「どよめく」からきているそうですが、なんとも愉快なネーミングです。

 また、中村には「笑い祭り」という、笑い転げる様を競うという、これまた愉快なお祭りがあります。笑う門には福来たると言いますが、中村の人には、こころ豊かで福々しい人が多いことが納得できます。

 「笑い」も、「踊り」も、四万十川の文化です!
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【写真】笑顔あふれる「・・むら踊り」 (「四万十川新聞」より)

     踊りとは…観るために踊るのか?
            見せるために踊るのか?

     答えは「魅せる為」…である! bay tarou

              
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by odani100s | 2006-09-14 06:06 | ふるさと

ふるさと(蜘蛛合戦)4

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    蜘蛛の糸にかかりし桜花びらが

     蝶とも見えてひらひらと舞う


【写真】女郎蜘蛛合戦
     小谷貞広写真集「ゆく河の流れ」1980より


■女郎ぐも相撲大会

 今年も、恒例の、第56回全日本女郎ぐも相撲大会が一條神社境内で開かれました。(8月6日)

a0050444_653715.jpg クモは体長別に十両、幕内に分けられ戦います。その戦いは30ー40センチほどの細い棒の上です。子どもたちは、持ち寄った自分の蜘蛛の動きや「やぐら落とし」、「がっぷり」など、それぞれの蜘蛛の技に大興奮。

 土佐中村の夏の「四万十川の風物詩」です。

 この日の主役は「女郎ぐも」。正式には「黄金ぐも」という蜘蛛ですが、この地方では「女郎ぐも」の名で親しまれています。


【写真】なに!「さくら」が毒蜘蛛の糸に!ああ・・・(覗き込んでいるのは、少年時代の太郎氏?)

(小谷のおんちゃんも、子供の頃は「蜘蛛合戦」が面白かったのでしょうか?写真集「ゆく河の流れ」には、4枚もの「蜘蛛合戦」の写真を掲載しています。)
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by odani100s | 2006-09-07 06:06 | ふるさと